自治体支援業務
~全国の自治体を技術でサポートする仕事
現在、下水道を取り巻く環境は、下水道施設の老朽化に対する維持管理費の上昇や人口減少に伴う下水道使用料収入の減少、技術職員の減少、など財政面でも技術面でも厳しい状況です。今後は維持管理費の削減を図りつつ、確実に技術の継承を行い、新技術(DX技術等)を活用し省力化・効率化をどのように行っていくか、が下水道事業全般の課題となっています。
当社は市内一円の下水道施設(市内の下水管、市内12の下水処理場)をトータルシステムとして運転・維持管理で培った技術・ノウハウがあります。自治体支援業務では、当社の強みを生かして様々な民間企業と連携し、「自治体、民間企業に頼られるパートナー」として全国の自治体を技術でサポートしています。

他都市からの受託(実績)

日本下水道事業団からの役務提供業務委託
当社は地方共同法人日本下水道事業団(JS)のイコールパートナーとして、相互に協力して下水道管理者である自治体の支援を進めています。

下水道革新的実証事業(B-DASH事業)参画
当社は運転・維持管理で培った技術・ノウハウを生かして、民間事業者や地方自治体と連携して新技術の実用化に向けて革新的技術の実証実験事業を提案し、実施しています。
【2020採択事業】
IoTとAIを活用した効率的予防保全型マンホールポンプ維持管理技術の実証事業
IoTとAIを活用した効率的予防保全型マンホールポンプ維持管理技術は、新たな計測機器等の設置を必要とせず、既存の取得データの有効活用によって異常運転検知を実現し、導入コストとランニングコストを抑える革新的な技術です。
【2018採択事業】
ICTを活用した総合的な段階型管路診断システムの確立にかかる実証事業
「総合的な段階型管路診断システム」は、ビックデータ解析による劣化予測システムやICTを活用したデータ入力・蓄積ツール、点検直視型カメラ等の技術を用いて効率的なスクリーニング及び詳細調査を実施する低コストで効果的な診断システムです。