まちを浸水から守る仕事

管路施設の維持管理業務

~下水管から汚水を集める、下水管から雨水を河川などに排水する仕事

管路施設の巡視・点検保全業務

管路管理センター(市内8か所)職員が、内部の状態を地上から確認して清掃・調査などが必要かの判断するために、下水管やマンホールを日常的に巡視・点検しています。

【巡視とは】

地上からマンホール蓋の状態の確認を行います。

【点検とは】

マンホール蓋を開閉し不具合があるかどうかの確認を行います。
※巡視・点検保全では地上から確認するので、管路内作業はありません。

調査・清掃による機能確認業務と機能回復業務

巡視・点検を行った際に、必要だと判断した場合に調査や清掃を行います。

【清掃とは】

下水管が自然流下するために堆積物を取り除くことが重要です。点検の際、下水管内に土砂や汚れが付着していた場合、高圧洗浄車などを使って管内を清掃し汚れを取り除きます。

【調査とは】

道路陥没などの大事故を未然に防ぐために下水管の損傷や異常などを早期発見が重要です。
※下水管内の調査は、人が入って行いますが、管口径が小さい下水管には自走式カメラを使って調査をします。これら調査を実施する場合は、事前に高圧洗浄車で管内を清掃してから行います。

管路施設に関する修繕・工事の設計・発注・監督業務

CWOは清掃・調査などの業務にうち、自ら実施することが合理的でない業務については業務委託で実施しています。これら業務委託で発注している下水道工事および清掃・調査などの工事の施工状況の確認や現場立会い等を行って、適切に業務履行していることを確認しています。
工事をするにあたっては各種手続き申請(道路新設許可など)が必要で、これらも監督業務に含まれます。

【設計業務とは】

修繕工事や業務委託の発注内容を検討し、仕様書(業務内容の説明資料)を作成します。

【監督業務とは】

工程管理や施工途中の確認等によって契約書および仕様書どおりに施工が履行されるように委託業者や施工業者を履行監視します。もし、異常や不備が見つかり予定通りにできなければ、委託業者や施工業者と協議して設計変更を行うなど、多岐にわたります。